抱え込まずに老人ホームを活用すること

老人ホームに必要となる職員の人数は、その施設の規模や受け入れる要介護者によって異なります。
例えば、施設長や管理者の存在だけではなく、機能訓練指導員や言語聴覚士、理学療法士はリハビリテーションを設けているなら必要です。
もちろん介護職員も必要不可欠な人員ですし、介護支援専門であれば優良施設です。
加えて、医療ソーシャルワーカーであったり、委託せずに食事も提供する老人ホームであるなら、管理栄養士や調理員も必要になります。
各種関係機関との連絡や、サービス利用者と家族への対応など、様々なサポートを担うスタッフで構成されていれば、円滑なサービス提供が行えるはずです。
最近では、家族側からの支援が老人ホームに求められていて、介護疲れも例外ではありません。
特に最近、入居体制を整えつつあるのは、認知症を抱えているケースです。
今や85歳以上の4人に1人が認知症の疑いがあり、症状が進むにつれ、長年にわたる介護ケアが必要になります。
こうした介護サービスを活用して、余裕を持って介護にあたることは大切です。
今は、医師はもちろん、ケアマネージャー、行政の窓口から相談し、老人ホームの情報を収集できます。